お金で命の売買をするペットショップでは商業優先で経営の負担をすべて動物に負わせています。繁殖用にされて産めなくなった母犬母猫のその後、また売れ残りの子犬子猫の運命なども同じく悲惨な報告が後をたちません。

大切なパートナーであるはずの動物たちを、ただの『商品』としか見ない繁殖業者、販売業者が多く存在します。

触れることによりペットを購入することを安易に考えてしまい、すぐ飼えなくなり保健所に持ち込まれたり捨てられたりするケースが多数あり、飼われても動物たちが不幸な結末を迎えることになってしまいます。

過酷な状況での搬送中のストレスや体調不良。動物たちはショーケースに並ぶ前から多大な負担を強いられています。

小さければ小さいほどかわいい、という価値観が根強く、半年をすぎて大きくなった子は人気が落ち、悪徳な業者では返却された子を庭に生き埋めにしていたり、保健所に持ち込んだり動物実験に回しているといわれています。

劣悪な繁殖業者の母犬母猫たちは太陽の光さえあたらない身動きがとれない狭いケージにとじこめられ繁殖の時しか出してもらえず、無麻酔で帝王切開をさせれ、命懸けで産んだわが子はすぐ取り上げられてショーケースに並びます。

いったん保護したら10年、20年の命とのお付き合い。蛇口を止めなければ、受け皿を増やしても不幸な動物が増えていくだけなのです。

ペットショップでの販売を虐待として禁じている国では、信頼ある優良ブリーダーや保護施設から家族に迎えるのが一般的です。日本の動物たちを守れるのは日本人である私たちです。