History

ヒストリー

Owner History

CAT LIVINGができるまで

  • 家族が子猫を保護して猫愛と保護活動に目覚める

  • 東京・桜新町の公園で捨て猫7匹を緊急保護

    通行人に必死で助けを求める母猫と生まれたばかりの赤ちゃん7匹のうち1匹がすでに息をひきとっていたために緊急保護。大家族を養うために昼夜働き、猫のために家を借り、猫中心の生活へ、23歳の頃。

    捨て猫7匹を緊急保護
    捨て猫7匹を
    緊急保護
  • 川崎でトラックにひかれそうな子猫を保護

  • 自宅出産で家族が12匹に

    避妊・去勢を順番にしていく中、発育不全の2匹が不憫で様子を見ている間にまさかの妊娠。猛省しながら知人に里子に出すも12匹の大家族となり猫の幸せを考え、一軒家を借りる。養うために趣味を一切捨て仕事と保護活動にすべての時間を捧げる。

  • のら猫の毒殺防止のために地域猫活動をスタート

    毒殺や虐待の対象になっていたのら猫達を守るために、都内某所で深夜の見回り、お世話を数年間続ける。

  • 知人が亡くなり飼い猫を託される、13匹に

  • 東日本大震災の福島レスキュー隊へ

    「避難所でのペット同伴が許されない」という政府の方針に怒りを覚え、愛護団体の代表と友人と共に福島へ。自衛隊しかいない6号線ギリギリまでおもむき2時間の仮眠で30時間以上をゴーストタウンで走り回る。車にのるだけの猫を保護、泣く泣く置いていく子も。

    東日本大震災の福島レスキュー隊へ
  • ボランティアをスタート

    後方支援で川崎・埼玉の保護猫カフェ・シェルターでボランティアに参加。この年は2日しか自由時間がなかったほど多忙を極める。7億円の動物への寄付がプールされ続け、現場でふくらみ続ける医療費と責任に苦悩するオーナー達をみて、長期的な支援をしていく

  • 異常なシェルターの収容数に限界を感じ、1匹を実家に預け2匹を引き取るも、原発1㎞以内で保護した子はすぐに天国へ

  • 保護活動のために仕事に手がつかず、しかしお得意様のあたたかいサポートで過去最高益に。貴重な保護活動費となり感謝の気持ちでいっぱいに。

  • 日本全国の愛護センター、保護施設、保護猫カフェを訪問
    (岩手、下関愛護センター、沖縄保護施設等)

  • 世界の動物保護の現場を訪問

    ハワイの保護施設(Hawaiian Humane Society)

    ドイツの世界最大級の保護施設(Tier Heim Berlin)

    フランスの保護猫カフェ(Le café des chats / chat mallows cafe)

    ドイツの世界最大級の保護施設
    ドイツの世界最大級の
    保護施設
    フランスの保護猫カフェ
    フランスの
    保護猫カフェ
  • CAT LIVING創業

  • 猫のレスキュー活動

    譲渡、野良猫のお引き受け、飼えなくなった猫のお引き受け、シニアと猫の生涯ライフサポート

  • CAT LIVING 創業7周年

  • 2025 スタッフスピード養成ACADEMY
    事業化に向けて準備中

Greetings From Owner

オーナーからのご挨拶

もう『保護猫』なんてよばせない
保護猫が当たり前になる社会をめざして

猫と共に歩んだ22年

CAT LIVINGは『猫のいるリビングに人がおじゃまする』をコンセプトに、心身共に傷ついた保護猫たちが安心して暮らせる空間作りに情熱をかけてまいりました。

猫ファースト・猫目線、で常に考え、行動する。

そのことが私達のミッションでありコーポレートカルチャーです。

ボランティアや東日本大震災のレスキュー隊を経て、個人の保護活動から会社を設立へと、まだ保護猫というものに認知が及ばないときから女性1人で創り上げるには様々な困難がありましたが、今はたくさんの方々が保護猫活動を理解してくださり嬉しいかぎりです。

生き物を守るこのお仕事は、24時間365日、店休日もお休みはありません。

事務所シェルターの9匹もおり、見た目の癒し感とは真逆のハードな毎日の継続です。

たくさんの方が応募してくださっても、そのギャップにやめていく方も多く創業当初は寝る時間もなく大変でしたので、今は一緒に頑張ってくれるスタッフやボランティアさんには心から感謝の日々です。

全国の皆さまのおかげで殺処分は減ってきていますが、その子にとっては『たったひとつしかない』大切な命です。

殺処分は、それに関わる人も不幸にします。

地方の愛護センターに伺ったときに、「もう、動物を殺すためのこのボタンをおしたくない…」とノイローゼ気味に肩をふるわせていた女性職員さんの涙は忘れられません。

あなたのお住まい、ご出身の都道府県では殺処分はもうなくなっていますでしょうか?

殺処分ゼロの達成には、保護猫、保護犬の選択があたりまえになることです。

社会問題をやさしい方の善意にたよりきっているシステムは長く続きません。本当の意味で『動物も人も、ちゃんと幸せになる』そんな日本へ、大変革を遂げるために、現在は水面下で事業化に向けた動きをしております。

善意に頼りきった日本の幼く、福祉を置き去りにしてなおまだ改善が大きくなされないシステムの下で犠牲になるのは動物です。

近日では、本当に心ある保護団体の代表の方が、資金難で自死されました。私たち団体代表と言うのは、基本的に休みは一切なく、自己資金を投入して、猫の保護に命を捧げてきましたが、とっくに限界を迎え、本当に心ある責任者のみがより苦しくなって、このような事態を引き起こしております。

弊社がある東京でも、動物愛護センターも、警察も、動物を助けると言う点ではほとんど機能しておりません。日本の体制は、これ以上、動物保護団体に頼りきり、無責任であってはいけません。

【動物と保護する人の命に寄り添いながら、資本主義をくつがえし、未来を変える】という理念のもと、今後は、より動物と人がよりよく共生できる社会の実現に挑戦してまいります。

命あるすべての動物が、温もりのある場所で安心して暮らせるように、人と動物の絆が、人生をより豊かにするものであるように…。その思いを原動力に、社会課題の解決とビジネスの革新を両立させる新たなモデルを築いてまいります。

・愛ある譲渡と終生ケアの仕組み
・高品質で安心な共生型サービス
・動物福祉と教育アカデミーの設立

など、多角的なアプローチで日本、そして世界に価値を提供していきます。私たちの挑戦はまだ始まったばかりです。しかし、命に真剣に向き合う仲間や支援者の皆さまとともに、必ず大きな変化を生み出せると信じています。

どうか、これからのCAT LIVINGにご期待いただくとともに、私たちの取り組みに温かいご理解とご支援を賜れましたら幸いです。これまでご協力いただいた全ての皆様に感謝を込めて。 

動物愛護の最前線で共に闘う皆さまへ

日々、命と向き合い、過酷な現場で懸命に活動を続けておられる全国の動物愛護団体の代表様、ボランティアの皆様へ心から敬意を表します。

誰にも知られず亡くなっていく声なき命を救おうと、自身の時間、体力、人生のすべてを捧げて闘うというのは、メンタルもフィジカルも非常にエネルギーを使う、とてつもなく責任が大きく大変な仕事です。自己犠牲をいとわず尽くしたとしても、日本は、国自治体、警察愛護センターが動いてくれず、動物虐待に対する対する裁判すら散々な不当な結果の連続で、私たちには限界があります。

日本では諸外国と違い、ペットショップやブリーダーの規制はなく、コロナ禍でリモートが主流の間、ペットショップは最高売り上を出しましたが、リモートが終わったらすぐ捨てる人が絶えず、私たちに保護のつけが回ってきているのです。

私たち保護団体は殺処分ゼロをしたいのに、無責任な人の尻拭いに翻弄され、本当の意味での保護に手が回りません。皆さまが日々感じている葛藤、悔しさ、喜び、涙に私は共感し、敬礼します。

そんな中、「おもち猫」代表の山本博子様は、保護猫の医療費や飼育費、施設維持費など多額の費用をほぼ個人負担で賄っており、寄付や助成金が十分に集まらない状況が続いていました。その結果、経済的・精神的な負担が限界に達し、活動の継続が困難になり、電気ガス、水道止められ、猫にあげるご飯がなくなったと言って、お命を絶たれました。

人的支援(ボランティアや運営協力者の不足)も深刻で、日々の世話や譲渡活動、広報などをほぼ一人で担っていたため、孤立感や過重労働で精神的に限界だったと、非常に理解ができます。

本来、国営レベルの仕事を全く逃げも隠れもせずに休むことすらできず抱えていく、それが代表なのです。心よりご冥福をお祈り申し上げるとともに、その方の思いを絶やさぬよう、私たちは決して歩みを止めません。また、残された猫70匹を保護してくださっている団体の代表様も非常に苦労されております。

日本の保護環境は異常です、あなた自身の心と身体も、どうか大切にしてください。すべての動物愛護団体の皆さまへ、心より感謝と敬意、そして深い祈りを込めて。

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